Relay Grid
含み損のペアへ、同じように積み増さない。
AUDNZD・AUDCAD・NZDCADを同時管理し、次の建玉先を切り替えるリレー型グリッドEAです。
Relay Grid / Square決済 / 購入情報をログイン中のメールアドレスと照合し、確認できた商品から順次反映します。
MetaTrader 5 / Expert Advisor
Relay Grid
次の1玉は、含み損のペアではなく、
いちばん伸びきったペアへ。
AUD・NZD・CAD の3通貨がつくる三角形を回しながら、平均回帰を待つマルチシンボルEA。
3つの通貨ペアは独立していません。AUDNZD × NZDCAD ≒ AUDCAD という恒等式で閉じた一つの三角形です。Relay Grid はこの構造の上で玉を受け渡します。
01 — 通貨ペアの選定
なぜ AUDNZD・AUDCAD・NZDCAD なのか
自社集計した対象期間では、3ペアに共通要因による連動が確認されました。本EAはその価格乖離を利用します。
理由1 — 同じ材料で動く通貨同士の「差」を取っている
AUD(豪ドル)、NZD(NZドル)、CAD(カナダドル)は、いずれも資源国通貨でありリスクオン通貨です。中国景気、商品市況、世界の投資家心理という自社集計期間では共通要因による連動が確認されました。
その3通貨同士を組み合わせたクロスレートでは、共通の動きが打ち消し合い、残った差(主に金利差と個別要因)だけが価格になります。この組み合わせでは共通要因が差し引かれやすい傾向があります。一方 USDJPY や EURJPY は「金融政策の乖離そのもの」を表現する通貨ペアなので、一方向へ大きく動く局面があります。
| 通貨の組み合わせ | 相関係数 | 性質 |
|---|---|---|
| AUD — NZD | 0.90 | 採用 |
| AUD — CAD | 0.76 | 採用 |
| NZD — CAD | 0.70 | 採用 |
| EUR — JPY | 0.50 | 参考 |
| GBP — JPY | 0.47 | 参考 |
| AUD — JPY | 0.41 | 参考 |
自社集計した対象期間・比較対象では、採用3通貨の平均相関は0.787でした。この関係が将来も継続する保証はありません。
理由2 — トレンドの「走る距離」が実際に短い
グリッド方式にとって最大の脅威は、戻ってこない一方向のトレンドです。2022年からの4年強で、各通貨ペアが一方向に走った最大幅を実測しました。
| 通貨ペア | 日次ATR | 4.4年の値幅 | 最大の一方向移動 |
|---|---|---|---|
| NZDCAD | 55 pips | 1,094 pips | 1,094 pips |
| AUDCAD | 56 pips | 1,426 pips | 1,426 pips |
| AUDNZD | 47 pips | 1,728 pips | 1,728 pips |
| EURUSD | 70 pips | 2,428 pips | 2,428 pips |
| USDJPY | 118 pips | 4,794 pips | 4,794 pips |
| GBPJPY | 148 pips | 6,481 pips | 6,481 pips |
同じ設定を GBPJPY に乗せると、採用ペアの4〜6倍の距離を一方向に走られることになります。通貨ペアの選定は、この構造上の相性で決まっています。
ただし、正直に
調べた20ペアの中で、9段分のグリッド容量だけで最悪のトレンドを耐えきれるペアは一つもありませんでした。この方式が機能するのは「値幅を耐えるから」ではなく、後述する加重平均決済によって全戻りを待たずに決済できるからです。選んでいるのは「動かなさ」ではなく「戻りの速さ」です。
また、この相関構造は永続するものではありません。各国の金融政策が乖離する局面では相関が崩れます。それがこの方式の弱点である、という点も併せてご理解ください。
02 — 動きの特徴
どう動くか
1枚のチャートから3通貨ペアを同時に監視し、行き過ぎた価格の平均回帰を待ちます。
ENTRY
行き過ぎを叩く
15分足の終値がボリンジャーバンド(35期間・2.0σ)の外に出て、かつ RSI(20)が 35未満または65超に達したとき、その反対方向へ仕掛けます。トレンドフォローではなく逆張りです。
RELAY
玉を渡す
逆行したときに同じペアへ積み増しません。その時点で3ペア中もっともバンドから乖離しているペアへ、次の1玉を渡します。ロットは ATR と pip価値で正規化され、どのペアでも1ATRあたりの損益が揃います。
EXIT
まとめて閉じる
複数ペアにまたがった建玉は、合計の損益が目標に達した時点で一括して成行決済します。個別に利確・損切りするのではなく、常にバスケット単位で管理します。
建玉の増え方を、隠さず開示します
Relay Grid は逆行に対してロットを増やしていく方式です。以下が実際の増え方です(基準ロット 0.03、間隔35pipsの場合)。
| 段 | 逆行幅 | その段のロット | 累計ロット | 決済に必要な戻り |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 0 | 0.03 | 0.03 | 10.0 pips |
| 3 | −70 pips | 0.06 | 0.12 | 26.2 pips |
| 5 | −140 pips | 0.24 | 0.48 | 32.8 pips |
| 7 | −210 pips | 0.61 | 1.47 | 42.6 pips |
| 9 | −280 pips | 1.57 | 4.02 | 49.7 pips |
右端の列がこの方式の核心です。280 pips 逆行していても、決済に必要な戻りは 49.7 pips です(加重平均の建値まで戻れば決済されるため)。同時に、9段目まで進むと建玉は初期ロットの 134倍に達します。これは長所と短所が表裏一体の構造です。
どのくらいの頻度で売買するか
初期設定のまま3通貨ペアを稼働させた場合、決済(クローズ)の発生頻度はおおよそ次のとおりです。
上記はグリッド追加を含めた建玉(決済)ベースの回数です(1.5年で 539 回)。新規グリッド起点だけの内訳、および月ごとのばらつきは今回の検証データでは未集計です。
※ 下記「検証」のバックテスト(2025.03.01〜2026.08.31・出荷EX5・ランダム遅延run中央値)における実測値です。設定を変更すると頻度は変わります。
03 — 設定項目
調整できるパラメータ
設定画面はすべて日本語表記です。単位もラベルに明記しているため、英語の略語を読み解く必要はありません。推奨値は付属の設定ガイドに記載しています。
資金管理
- ロットの決め方(固定 / 残高に応じて自動計算)
- 基準ロット
- 基準ロット1単位あたりの残高
- 1注文あたりの最大ロット
- 上限を超える注文を分割して発注
- 許容スプレッド上限
- 許容スリッページ
戦略
- 対象通貨ペア/銘柄名の接尾辞
- 稼働する時間足
- ボリンジャーバンドの期間と偏差
- RSIの期間としきい値
- 最小乖離フィルタ
- 売買方向(両方 / 買いのみ / 売りのみ)
- シグナルを反転させる
- 買いと売りの同時保有を許可
- 新規グリッドの発生を許可
利確
- 初回1玉の利確幅
- 加重平均建値でまとめて利確
- 加重平均建値からの上乗せ幅
- スワップ・手数料を利確目標に加算
グリッド
- グリッド間隔
- 変動が大きいとき間隔を自動で広げる
- 間隔の自動調整に使うATR期間
- ロット倍率(2玉目 / 3〜5玉目 / 6玉目以降)
- 1グリッドの最大玉数
- 同時にグリッドを持つ最大銘柄数
- リレー方式(最も乖離した銘柄へ追加建て)
保護
- バスケット損切り幅
- 口座ドローダウン上限(%指定)
- 口座ドローダウン上限(金額指定)
- 停止後、建玉ゼロになれば取引を再開する
時間フィルタ
- 取引する時間帯(開始/終了)
- 曜日ごとの取引可否
- 金曜の指定時刻に全決済
- ロールオーバー中は新規を停止
- ロールオーバーの開始/終了時刻
- 年末年始は新規を停止
ニュースフィルタ
- 重要指標の前後で新規を停止
- 指標の何分前から停止するか
- 指標の何分後まで停止するか
- リアル運用時のみ動作します
その他
- マジックナンバー
- 注文コメント
- チャートに状況パネルを表示
初期値のまま稼働できるよう設定してあります。上記はすべて任意で変更できる項目です。
04 — 検証
バックテスト結果
線は日次で再構成した残高(決済が完了した確定損益のみ)の推移です。保有中の建玉の含み損益(有効証拠金)はティック単位のデータが必要なため、このグラフでは描いていません。
右端の急な下落は、検証終了時点で保有していたグリッド建玉が一括で強制決済されたことによるもので、相場判断による損切りではありません(詳細は下の「直近の取引」参照)。
※ MetaTrader 5 が算出した公式の証拠金ベース最大ドローダウンは 45,477円(5%)です。これは保有中の含み損の谷を含むため、このグラフの日次残高だけでは再現できません。数値は下表を参照してください。
| 検証期間 | 2025.03.01 — 2026.08.31(1.5年) |
| 通貨ペア/時間足 | AUDNZD・AUDCAD・NZDCAD / M15 |
| 初期資金 | 1,000,000 円 |
| 基準ロット | 0.03(残高に応じて自動計算) |
| レバレッジ | 1:100(この run の検証口座の条件。他の2 run は1:1000) |
| 純損益 | +77,926 円 |
| 総利益/総損失 | +253,960 円 / −176,034 円 |
| プロフィットファクター | 1.44 |
| 証拠金 最大ドローダウン | 45,477 円(5%) |
| 残高 最大ドローダウン | 29,489 円(3%) |
| 取引数 | 539 |
| 勝ちトレード | 411(76.25%) |
| 最大連敗 | 5 回(−26,812 円) |
| リカバリファクター | 1.71 |
| 平均保有時間 | 24 時間 27 分 |
| 最長保有時間 | 231 時間 31 分(約9.6日) |
掲載値は、出荷EX5(RelayGrid.ex5。配布物とハッシュが一致することを確認済み)をランダム実行遅延ONの条件で3回runした結果のうち、純損益が中央値だったrun(OANDA口座・レバレッジ1:100)の実測値です。最良値ではなく中央値のrunを掲載しています。
他の2回のrunは、純損益 +77,017円(OANDA・1:100・証拠金最大DD 45,938円/5%)、+96,289円(Exness・1:1000・証拠金最大DD 91,340円/9%)でした。証拠金最大ドローダウンは3回で5%〜9%の幅があり、特にExnessでのrunは最大連敗の損失額が−6,781円(他の2回は−26,812円・−26,905円)と大きく異なります。この差には、実行タイミングのランダム性と検証口座のレバレッジの違いの両方が影響しています。グリッド系EAは実行条件によって最悪ケースが変わりやすい点にご留意のうえご検討ください。
バックテスト内の直近の取引
検証期間の最後にあたる15件です。良い取引だけを抜き出したものではなく、時系列の末尾をそのまま掲載しています。
| 決済日時 | 通貨ペア | 売買 | ロット | 損益(円) |
|---|---|---|---|---|
| 2026.08.14 05:48一括決済 | AUDNZD | 買い | 0.03 | -558 |
| 2026.08.14 05:48 | AUDNZD | 買い | 0.03 | +560 |
| 2026.08.17 14:38一括決済 | AUDNZD | 売り | 0.03 | +530 |
| 2026.08.17 14:38 | AUDNZD | 売り | 0.03 | -496 |
| 2026.08.17 16:18 | AUDNZD | 買い | 0.03 | +286 |
| 2026.08.18 17:54一括決済 | AUDNZD | 買い | 0.03 | -496 |
| 2026.08.18 17:54 | AUDNZD | 買い | 0.03 | +560 |
| 2026.08.19 16:51 | AUDCAD | 買い | 0.03 | +344 |
| 2026.08.21 18:42 | AUDNZD | 売り | 0.03 | -1,134 |
| 2026.08.21 18:42 | AUDCAD | 売り | 0.03 | +1,205 |
| 2026.08.30 23:59検証終了 | AUDCAD | 買い | 0.24 | -1,074 |
| 2026.08.30 23:59 | AUDNZD | 買い | 0.13 | -11,620 |
| 2026.08.30 23:59 | AUDCAD | 買い | 0.06 | -5,214 |
| 2026.08.30 23:59 | AUDCAD | 買い | 0.03 | -3,838 |
| 2026.08.30 23:59 | AUDCAD | 買い | 0.03 | -5,066 |
この15件は 6勝9敗、合計 −26,011 円でした(全期間の勝率は 76.25%)。この末尾15件がたまたま損失超過で終わっているのは、検証終了のタイミングと下記の強制決済が重なったためです。良い区間を選んで掲載しているわけではなく、時系列の末尾をそのまま載せています。
同じ日時が並んでいる行は、ひとつのバスケットをまとめて決済したものです。2026年8月30日 23:59 の5件は、検証終了時点で保有していたグリッド建玉をまとめて強制決済したもので、内訳は −1,074 / −11,620 / −5,214 / −3,838 / −5,066、合計 −26,812 円です。これは上表の「最大連敗 5回(−26,812円)」と同じ出来事で、相場判断による損切りではありません。
この数値の読み方
- グリッドは9段まで設定されています。今回の検証(1.5年・3本run)で到達した最大段数は計測していません。9段に近づく相場が来た場合、ドローダウンは今回の実測値(5〜9%)より大きくなり得ます。
- 1.5年で +7.8%(中央値run)という結果です。年利や月利への換算は行っていません。相場環境によって成績は変動します。
- 過去のデータによる検証であり、将来の運用成果を示すものではありません。
FOR YOU OR NOT
このEAが向いている方・向いていない方
✓ 向いている方
- オセアニア3通貨(AUD・NZD・CAD)の強い三角相関レンジを活用したい方
- 1ペア単体でナンピン破綻するのを防ぎ、最も乖離した別ペアへ玉を分散したい方
- レンジ相場での安定したキャッシュフロー(平均回帰)を狙いたい方
- メンバーシップ月額(7,800円〜)または単品(19,800円)で導入したい方
✕ 向いていない方
- 含み損を抱えるグリッド型の手法を完全に避けたい方
- ゴールドや株価指数のような一方向トレンド銘柄だけを取引したい方
- マルチシンボル同時稼働に必要な証拠金(推奨50万円〜)を確保できない方
単品買い切り(永続利用)
「Relay Grid」だけを長期運用したい方。追加月額なしで永続保有できます。
19,800円(税込)EAメンバーシップ(月額制)
Relay Gridを含む対象8製品すべてが使い放題。高額な買い切り前に複数EAを実際に動かして相性を試せます。月額20%ポイント還元付き。
月額 7,800円〜(税込) メンバーシップの詳細を見る →自動更新なしの「30日 EA PASS」もあります →05 — リスク
購入前に必ずお読みください
この製品の構造上のリスクを、購入前に把握していただく必要があります。
構造上のリスク
- 個別の損切り注文を持ちません。各建玉に固定のストップロスを置かず、バスケット単位で管理する設計です(バスケット単位の損切り水準は設定可能です)。
- 逆行に対してロットが増加します。9段目まで進んだ場合、建玉は初期ロットの134倍に達します。相場が戻らなければ損失は加速します。
- 相関が崩れる局面が弱点です。各国の金融政策が乖離し、3通貨の連動性が失われる相場では、この方式の前提が崩れます。
- 資金管理を誤ると口座を失う可能性があります。ロット設定は必ず余裕を持たせてください。過大なロットでの運用は推奨しません。
- 元本は保証されません。FXは証拠金取引であり、損失が預託証拠金を上回る可能性があります。
運用上の必須条件
- 両建て可能な口座(ヘッジング口座)が必要です。ネッティング方式の口座では正しく動作しません。
- EAを常時稼働させる必要があります。複数ペアにまたがる建玉は EA 自身が決済を判断するため、稼働が止まっている間は決済されません。VPS でのご利用を強く推奨します。
本製品は投資助言・代理業ではありません。売買の最終判断はご自身の責任で行ってください。掲載している市場データはすべて MT5 のヒストリカルデータをもとに自社で集計したものです。
06 — 動作環境
ご利用にあたって
- プラットフォーム
- MetaTrader 5(MT4 非対応)
- 通貨ペア
- AUDNZD / AUDCAD / NZDCAD(1チャートから3ペアを同時に発注)
- 時間足
- M15
- 口座方式
- ヘッジング口座(両建て可)必須
- 推奨環境
- VPS での24時間稼働
- 設定画面
- 全パラメータ日本語表記(単位つき)
- 提供形式
- .ex5 ファイル + 設定ガイド
07 — 価格
8/23(日) 23:59まで 期間限定特別価格
8/23(日) 23:59まで限定特別価格
現在の販売価格は ¥19,800(税込)です。
8/23(日)まで限定 ¥19,800 で購入手続きへ進む決済は Square の安全な決済ページで行われます。上のボタンから移動します。
08 — よくある質問
FAQ
3つのチャートを開く必要がありますか
いいえ。いずれか1つのチャートに設定していただければ、EA が3ペアすべてを監視し発注します。
「同時にグリッドを持つ最大銘柄数」は増やしたほうがよいですか
初期値の 1 のままをお勧めします。この値を上げると取引機会は増えますが、複数の通貨ペアが同時に含み損を抱える場面が生まれ、ドローダウンが大きくなります。掲載しているバックテストも初期値(1)での結果です。
通貨ペアを2つに減らして使えますか
設定上は可能ですが推奨しません。この方式は「玉を渡す先」が複数あることで機能するため、2ペアに減らすと分散が痩せ、リスクに対する効率が落ちます。3ペアでのご利用を前提に設計しています。
参考として、AUDNZD 1銘柄のみで同条件(出荷EX5・2025.03〜2026.08)を検証したところ、プロフィットファクター 0.05、証拠金最大ドローダウン 101%(実質的な資金枯渇)という結果でした。「玉を渡す先」がない状態でグリッドが伸び続けると、この方式は機能しません。3ペア同時稼働が前提です。
必要な資金はどのくらいですか
ロット設定と許容できるドローダウンによって変わるため、一律の金額はご案内していません。付属の設定ガイドに、資金に対する基準ロットの考え方を記載しています。過大なロットでの運用は避けてください。
EA を止めている間はどうなりますか
複数ペアにまたがる建玉は EA が決済を判断するため、稼働が停止している間は決済されません。VPS での常時稼働を強く推奨します。
MT4 で使えますか
いいえ。MetaTrader 5 専用です。MT4 版の予定は現時点でありません。
どの業者の口座で使えますか
両建てが可能なヘッジング方式の MT5 口座であればご利用いただけます。AUDNZD・AUDCAD・NZDCAD の3銘柄が取引可能であることをご確認ください。
CONCEPT MOVIE
動画でわかる Relay Grid の仕組み
3通貨ペアの三角相関と、最も乖離したペアへ玉を渡す「玉リレー方式」のコアロジックを動画でご確認いただけます。